2023.09.15

表現が回転していくことについて。

表現が回転していくことについて。

弊社にお越しいただいたことがある方はご存知の、書棚。
媒体の制作等をしていると、書棚には制作に関わった媒体が並んでいるものですが、
glassの書棚は、ちょっと違います。

ここは、いいな、と思った雑誌がストックしてある場所です。
もっとも古いものは、昭和47年の太陽。
表紙や写真、コピー、文章など、「いいな」のポイントはそれぞれに異なります。

で、今年に入り、この書棚に手を伸ばすことが増えています。

コロナ禍の社会から新たな扉を開いて歩き出した2023年。
弊社が生業としている一翼の媒体制作は、関西においてはいまだ虫の息です。
とはいえ多くの制作物は出続けていますから、もちろん、作り込む類の制作が、というお話です。

そんな中でも、相談に来られる方が増えていて、
嬉しいことに、表現を深掘りしたいオーダーが寄せられます。
それらの打ち合わせの中、話の流れで過去の媒体を例に出すことが多々あるな、と最近感じています。
で、あらためて見ていると、だいたい30年ほど前のものは、今見るととても刺激を受ける。

それらを眺めながらあーだこーだと話をしているうちにアイデアがまとまることも多い。

およそ流行りというモノは、数十年周期で回っていると言われます。
媒体における表現も、おそらくそうなんだろうなぁ、と今頃気づいている日々です。

誰でも手軽に表現者になれる時代だからこそ、表現の目的、そこえ落とす言葉の使い方、句読点の配置、色、デザイン、そんなところをじっくり眺めながら、これからも手を動かし続けたいものです。