先の社会を見ていくこと。
3月8日は、International Women’s Day-国際女性デー-です。
日本ではまだ認知が、広がってはいないのかもしれません。
さまざまな団体がこの日の前後にイベントなどを開催し、認知拡大に務め、
その中のひとつに「公益財団法人JOICFP(ジョイセフ)」があり、
4年前から、「White Ribbon Run」を国際女性デーの前に開催しています。
=ジョイセフについては下記リンク参照=
大阪でも、今年は大阪城公園で3月3日に開催され、
多くの女性たちが、笑顔で走っていました。
ゴールテープを切るみなさんの顔は、ニッコニコ。
その姿が印象的でした。
「自分が楽しみ、その楽しみが誰かの笑顔につながれば」
コンセプトをざっくり言うと、そんな感じでしょうか。
阪神淡路大震災をきっかけに日本でもボランティアが活動し始め、
東日本大震災では多くのNPOが活躍し、熊本の大震災でも、西日本豪雨でも、
多くの力が集まりました。
そこに必要なのは、ともに支え合う喜び、なのかな。
やらなければ、という使命感は、おそらく自分を壊していきます。
一緒に笑おう、そこをスタートラインに。
このような活動を支え、盛り上げていくのは、企業の力だと感じていて、
だからジョイセフの活動に対して、在阪企業が縁の下になれないかと、
今回も各所に声を掛けました。
しかし、中には「費用対効果」を未だに気にするところもあり、正直がっかり。
企業活動は社会活動であり、切り離せないもの。
まだそれをうまく伝えられていないんだなぁ、と自省も。
活動している団体の中には、公的なお金を資金源に動くところもあります。
それしか手立てがないから、というのが正直なところかもしれません。
そこに企業の力が加われば、世の中はもう少しハッピーになっていくかも。
低成長の時代に入っている現代。企業として成長していくだけでなく、
社会を表裏で支えることで、共に成長していく。
次の世代へ、社会へ、何を伝えていくのか考えて前を向く。
「White Ribbon Run」のような活動の場で、
団体も参加者も企業も、ひとつの輪になれるといいな、
今年もそんなことを思うのでした。
橋本拝