次の世代へのバトン。


代表・橋本は先日、神戸市のとある中学校で授業をしてきました。

中学一年生の皆さんが行う校外学習の一環です。
生徒達は事前に、神戸市内の企業やお店へチームを作って取材。
その内容をまとめ、発表する日に、呼ばれたのです。

校外学習のテーマは「自分たちの街を知る」こと。
2クラス2限ずつの授業で。それぞれ1限目は私の話、2限目は取材内容の発表。
私からのテーマは「メディアリテラシー」と、「知ることで街が好きになる」でした。

中学一年生には「メディアリテラシー」なんて難しいかも、と思い、
できるだけ日常の話題に置き換えて話を。

今の時代は情報で溢れています。目が覚めて寝るまで、いろんな情報にまみれている。

だから気付かないうちに、情報を選ぶだけで一日を終えてしまう。

そしてそれを、「自発的に動いている」と錯覚してしまうことも。

真実がどんどん見えづらくなっている現代だからこそ、
知る楽しみを原動力にしてほしい。
そのことがやがて、自分の生まれ育った街を知り、ひては愛着にもなってくるのだと。


かく言う私自身、郷里を離れてもう30年近くなります。
離れてから、より郷里を調べ、訪ね、知るようになりました。
そのことが自分の中での「地元」を強く認識させてくれ、今があります。

勉強は、いい大学に入るためでも、大企業に入るためでもない。

目的はただ一つ、「やりたいことができるようになる」ためだと思います。

そのためには知ること、知って、調べて、精査して、また調べて、知ってを繰り返す。

この深掘りがきっと自分を大きくしてくれるよ、そんなことを伝えに行ってきました。


話した中でどれか一つでも、子ども達の心に残る言葉を出せていたらいいなぁ。


情報に携わる私たちの仕事も、精度や粘度より早さを求められるようになりました。

そこにとても違和感を感じている昨今。

変わらなければいけないのは私たちなのだなぁ、と、

子ども達と話をしながら、考えさせられた一日。


少しでも、彼らのこれからの一助になれたなら。
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